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サトウトモミphotographer

tomophotoトモフォトI'm a photographer living in Yamagata City.

tomophotoトモフォトと申します。
山形でフォトグラファーカメラマンをやっております。

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写真展を開催して。

こんにちは!tomophotoサトウです。
もう10月ですね。朝晩はすっかり涼しくなりました。夕暮れもぐっと早くなって、何となくもの悲しさも感じる季節です。
さて、今年の夏を振り返ってもよろしいでしょうか。2024年の夏、私にとって最大のできごとは「働く女性の写真展」の開催でした。
また、終わってみるとそれはカメラマン人生のこれからと今後にとって起点となる大変大きなできごととなりました。

撮影を始めてから写真展を開催まで5年がかかりました。その間、たくさんの方々にお世話になりました。モデルを引き受けてくださった方をはじめ、企画、実施、後片付けまで多くの方々が力を貸してくださいました。ひとりでやるつもりのことも、見かねてそっと手を差し伸べてくださる方もありました。
いつも「ひとり親方」で一匹狼と自分を思っていたけれど、こうやって助けていただいて何とかかんとかやってこられたんだと思い知らされました。ありがたい気づきでした。鈍いにもほどがありますが、今さらでも気がついてよかったです。日々、恩をお返ししながら皆さんのことを思いながら生きていきたいと思います。大げさでなくちょこちょこいつも恩返ししたいと思っています。

また、思いもよらないところで気に留めてくださった方もいらして、それにも驚きでした。ご町内で写真展開催の案内チラシが回覧版で回ったことや、新聞の記者さんのアンテナにひっかかったらしく記事として取り上げてもらったことや、ラジオの番組内で話題として取り上げてもらったことも驚きでした。

さらに、それらとは少し違うくくりの思いとして、私の心に印象深く残っていることがあります。
ご来場くださる皆さんとなるべくおしゃべりしたいと思い終日在朗を心がけておりました。初めてお会いする方も少なくはありませんでした。そんな中で、複数回来場くださったあの方、遠方からの旅の途中で立ち寄られた車いすの方でじっくり二周して見て回られたあの方。いずれも女性で、どちらも言葉数は多くありませんでしたが、心からの言葉をいただいたと思っています。言葉にお世辞は無く、感動を伝えてくださいました。たぶんそれは写真の中の女性に思いを寄せてのことと思いました。写真の中の女性たちはいきいきと自分の居場所で光り輝いているからです。ご自分の城でこそ発揮されるパワーがあるのだと思います。そこにこそ見る方の心を打つ光があるのだと私は確信しています。

「働く女性の写真展」が終わって約ひと月が過ぎました。
今回は山形市での開催でしたが、次は別の地域で開催しようと準備を始めたところです。当初の予定には無かったことですが、流れに乗ってみようと決めました。行く先のその土地でまた頑張る方を撮らせていただきます。

自分がやりたいことだから進んでいこうと思います。
若い頃は迷いながら迷いながら進むタイプでしたが、迷っている時間は無いと肌で感じる(いろんな意味で)お年頃です。楽しみながらもまい進しますので今後ともどうぞよろしくお願いします。